永世竜王誕生。
2008年 12月 19日
FC2が不調です。
私が将棋に強い興味を持ち始めた頃、毎週日曜、NHK杯を見るようになった頃から既に、彼は竜王でした。
若く、私も今この記事を書いているブログで情報発信し、面白い言動を続け、、非常に親近感を覚えました。
衛星放送で竜王戦を初めて見たのは前々回、佐藤棋王との初対決の時でした。
2連敗から最終局まで縺れながらも防衛に成功し、藤井猛九段以来2人目の3連覇を達成しました。
今回の竜王戦は、私が見て来た対局の中では最も重要な戦いであり、最終局は中でも勿論重い物でした。
勝った方が初代永世竜王の資格を獲得する。
梅田望夫氏も書いていましたが、今回の竜王戦は、世代間の争いなのです。
今の将棋界は、羽生四冠を頂点に、所謂羽生世代を中心として動いています。
七大選手権のうち5つを「羽生世代」が占め、順位戦A級も半数が彼等で、10人中9人が30代、30代以外は40代の谷川九段のみです。
竜王は若手、20代以下で最強の棋士であり、「羽生世代」に先頭に立って向かって行く存在です。
「羽生世代」対その下の世代、、、という構図は、恐らく今後数十年に渡って続く、将棋界の重要なテーマとなるでしょう。
羽生名人は知名度、人気共に、圧倒的な存在です。
将棋を知らなくても羽生善治を知っている人は少なくないのではないでしょうか。
それだけかつての七冠独占は衝撃であり、大きな偉業でした。
今季は永世七冠が懸かっており、それを期待する人は大勢居たと思います。
日本将棋連盟会長もその1人かもしれません。
永世七冠の前に、七冠独占の再現という可能性もありました。
しかしこれは、深浦王位によって阻止されました。
この事は渡辺竜王の精神的負担を軽減させたのではないかと思います。
今年だったと思いますが、NHK衛星第2放送の「囲碁・将棋ジャーナル」に、解説で島朗九段が出演した時、渡辺竜王に対して、発言が「生意気」な場合もあるが、それが若さであり、強さに繋がっている。私も丸くなってから将棋が弱くなってしまった、、、とか何とかいう風に言って誉めていました。
若いと、特に成長が著しいと、過去を振り返る度自らの未熟さが恥ずかしくなり、自信を失い、もっと、早く、成熟したいと考えます。
島九段の言葉は若者に勇気を与えたと思います。
竜王戦を前に、竜王はブログのコメントを受け付けるのを止めました。
竜王は、自分は周囲の意見を気にする方だと書きました。
何時も強気に見える彼の言葉としては意外でした。
若くして頂点を極めた彼も又、1人の若者だったのです。
渡辺は竜王戦だけ強い。
年に4勝だけすれば良い。
順位戦じゃ未だA級に上がれていない。
又穴熊かよ。
彼等を沈黙させる為、私は竜王に全勝を望みました。
或いは最終局まで行って防衛して頂きたかった。
兎に角勝ってほしかった。
3連敗は予想外でした。
予想出来た人は僅かでしょう。
最悪の展開でした。
私は自信に満ち溢れている、良い意味で「生意気」な竜王が大好きです。
竜王の顔からは笑みが消え、自信を喪失しているかのようでした。
竜王は穴熊にして、玉型を堅くして、守りを強くして戦う事が多い棋士でした。
私はそれを嫌ってはいませんでしたが、良く思わない人も居たようです。
4局目以降、彼の将棋は明らかに変わりました。
穴熊を一切使わなくなりました。
讀賣朝刊に、羽生に負けて、将棋観を根底から覆されたという竜王の言葉が載っていました。
居飛車穴熊が定番だった竜王の将棋は、何でも指す羽生四冠との大勝負の中で、より一層広く、深くなりました。
将棋の技術面でも、精神面でも、竜王は今回の七番勝負で大きく成長したと思います。
要するに、棋士として更に強くなりました。
それは棋界最強の羽生さんが挑戦してくれた御蔭でもあります。
防衛後、相手が羽生さんという事もあって消極的だった。4局目以降、迷ったら攻めようと思ったという風に竜王は語ったそうです。
やっと1勝出来て、竜王の笑顔が見られて、少しだけ自信を回復したようだった時、私は非常に嬉しく思いました。
羽生四冠が「負けました」と頭を下げると、直ぐに竜王も頭を下げ、羽生さんが頭を上げた後も竜王は頭を垂れたままだったそうです。
羽生四冠の強さを実感し、彼や、他の様々な物に感謝したのだと思います。
竜王は孤独だったと思います。
しかし彼には家族があり、友人が居り、多くのファンも居ました。
終局後も、竜王の表情は硬く、言葉も少なかったようです。
それだけ辛い竜王戦だったのでしょう。
ブログの更新が楽しみです。
丸くなるには早過ぎます。
もっと「生意気」な竜王を見ていたいです。
私が将棋に強い興味を持ち始めた頃、毎週日曜、NHK杯を見るようになった頃から既に、彼は竜王でした。
若く、私も今この記事を書いているブログで情報発信し、面白い言動を続け、、非常に親近感を覚えました。
衛星放送で竜王戦を初めて見たのは前々回、佐藤棋王との初対決の時でした。
2連敗から最終局まで縺れながらも防衛に成功し、藤井猛九段以来2人目の3連覇を達成しました。
今回の竜王戦は、私が見て来た対局の中では最も重要な戦いであり、最終局は中でも勿論重い物でした。
勝った方が初代永世竜王の資格を獲得する。
梅田望夫氏も書いていましたが、今回の竜王戦は、世代間の争いなのです。
今の将棋界は、羽生四冠を頂点に、所謂羽生世代を中心として動いています。
七大選手権のうち5つを「羽生世代」が占め、順位戦A級も半数が彼等で、10人中9人が30代、30代以外は40代の谷川九段のみです。
竜王は若手、20代以下で最強の棋士であり、「羽生世代」に先頭に立って向かって行く存在です。
「羽生世代」対その下の世代、、、という構図は、恐らく今後数十年に渡って続く、将棋界の重要なテーマとなるでしょう。
羽生名人は知名度、人気共に、圧倒的な存在です。
将棋を知らなくても羽生善治を知っている人は少なくないのではないでしょうか。
それだけかつての七冠独占は衝撃であり、大きな偉業でした。
今季は永世七冠が懸かっており、それを期待する人は大勢居たと思います。
日本将棋連盟会長もその1人かもしれません。
永世七冠の前に、七冠独占の再現という可能性もありました。
しかしこれは、深浦王位によって阻止されました。
この事は渡辺竜王の精神的負担を軽減させたのではないかと思います。
今年だったと思いますが、NHK衛星第2放送の「囲碁・将棋ジャーナル」に、解説で島朗九段が出演した時、渡辺竜王に対して、発言が「生意気」な場合もあるが、それが若さであり、強さに繋がっている。私も丸くなってから将棋が弱くなってしまった、、、とか何とかいう風に言って誉めていました。
若いと、特に成長が著しいと、過去を振り返る度自らの未熟さが恥ずかしくなり、自信を失い、もっと、早く、成熟したいと考えます。
島九段の言葉は若者に勇気を与えたと思います。
竜王戦を前に、竜王はブログのコメントを受け付けるのを止めました。
竜王は、自分は周囲の意見を気にする方だと書きました。
何時も強気に見える彼の言葉としては意外でした。
若くして頂点を極めた彼も又、1人の若者だったのです。
渡辺は竜王戦だけ強い。
年に4勝だけすれば良い。
順位戦じゃ未だA級に上がれていない。
又穴熊かよ。
彼等を沈黙させる為、私は竜王に全勝を望みました。
或いは最終局まで行って防衛して頂きたかった。
兎に角勝ってほしかった。
3連敗は予想外でした。
予想出来た人は僅かでしょう。
最悪の展開でした。
私は自信に満ち溢れている、良い意味で「生意気」な竜王が大好きです。
竜王の顔からは笑みが消え、自信を喪失しているかのようでした。
竜王は穴熊にして、玉型を堅くして、守りを強くして戦う事が多い棋士でした。
私はそれを嫌ってはいませんでしたが、良く思わない人も居たようです。
4局目以降、彼の将棋は明らかに変わりました。
穴熊を一切使わなくなりました。
讀賣朝刊に、羽生に負けて、将棋観を根底から覆されたという竜王の言葉が載っていました。
居飛車穴熊が定番だった竜王の将棋は、何でも指す羽生四冠との大勝負の中で、より一層広く、深くなりました。
将棋の技術面でも、精神面でも、竜王は今回の七番勝負で大きく成長したと思います。
要するに、棋士として更に強くなりました。
それは棋界最強の羽生さんが挑戦してくれた御蔭でもあります。
防衛後、相手が羽生さんという事もあって消極的だった。4局目以降、迷ったら攻めようと思ったという風に竜王は語ったそうです。
やっと1勝出来て、竜王の笑顔が見られて、少しだけ自信を回復したようだった時、私は非常に嬉しく思いました。
羽生四冠が「負けました」と頭を下げると、直ぐに竜王も頭を下げ、羽生さんが頭を上げた後も竜王は頭を垂れたままだったそうです。
羽生四冠の強さを実感し、彼や、他の様々な物に感謝したのだと思います。
竜王は孤独だったと思います。
しかし彼には家族があり、友人が居り、多くのファンも居ました。
終局後も、竜王の表情は硬く、言葉も少なかったようです。
それだけ辛い竜王戦だったのでしょう。
ブログの更新が楽しみです。
丸くなるには早過ぎます。
もっと「生意気」な竜王を見ていたいです。
# by kainippon | 2008-12-19 18:07 | 将棋
